タイトルだけは何故か頭に残っていて、内容はあまり知らなかった。
ちょっと短めの映画を観ようかと、U-NEXTで見どころを見ると「主人公の3人の若者をそれぞれ本人が演じ、また列車に乗り合わせていた乗客たちも本人役として出演。なぜ若者は勇気ある行動を取れたかをドキュメンタリー・タッチで描出。」とある。
え？
実際に起こった事件の当事者たちが演じるの？！
と、興味をひかれる。
2015年に実際に起こったアムステルダムからパリへと向かう列車の中で起きた無差別テロ事件をたまたま旅行でヨーロッパを訪れていた小学生時代からの親友3人が出くわしてテロリストを捕まえると言う話を描く本作。
本人が実際に演じると言う役者顔負けの演技。特にスペンサーの演技は素晴らしい。
アレクについてはなんとなく大根感もあったが、、、
とてもいい映画だった。
クリント・イーストウッド作品はどよーんと気が重くなる映画が多いという印象が強いんだが、本作はスカッとさせられる。
が。
が、だ。
テロリストに襲われるシーンで本人が演じているということは、誰1人欠けることなく解決に導かれたと解釈することになるので、結末が見えてしまっているということになる。
見どころ読まなきゃもっとハラハラできたんではないだろうか。
と、見どころがネタバレになってる件。笑
幼少期から3人の関係、軍隊に入る過程なども丁寧に描かれるのでなんの映画だったか時折忘れてしまいそうになるが、随所でパリ行きの列車がインサートされるので引き戻される。
イタリア、パリで登場する女性たちがとても綺麗でした。←
ほんと、見どころ観ない方がもっと楽しめる作品。
あ、このレビュー読んだ方も同じか…
