CGすぎる！セットすぎる！とかボリウッド特有の無理筋には当然ツッコミどころは多々あるけど、なんか最終的に勢いで「感動した！面白かったな〜」となるのがすごい。
「この絵が撮りたかったんだな」とはっきりわかるカメラワークや、ぎゅっと詰め込まれたスピーディな展開と胸熱バディものの脚本の良さ。
時間幅の説明があまりないので、人間関係の把握や過去文脈の理解が追いついたのがやっと中盤で、けっこう難しかった。
割とバイオレンスで完全なるアクションエンタメなんだけど、支配者層と被支配者層の歴史の描き方も一応の配慮がある。しかし、アカデミーが歌曲賞しかあげられなかったのもわかる。
大作インド映画のなかではあまり歌わないし踊らないほうの気がした。
