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ダイ・ハードのdeenityのレビュー・感想・評価

ダイ・ハード(1988年製作の映画)
4.0
もうすぐクリスマスということでクリスマスムービーを、とか言って大してクリスマスっぽくもないですが今まで見てこなかったシリーズ物の一作目に手を出してみました。

テロリストに乗っ取られたビルにたまたま警官のジョン・マクレーンことブルース・ウィリスがいて、とにかくジョンが躍動する映画。
地味に敵ボスにはアラン・リックマンと、思わぬ名優の登場にテンションも上がりました。

ただ、それ以上に本作はアドレナリンが出続けるような展開の応酬に更にテンションが上がります。
まず第一に主人公ジョンのキャラクター。一昔前ってこういう江戸っ子というか男気溢れるというか、そういうキャラクターってもうちょいいた気はしますが、妙に懐かしさを覚えましたし思わず応援したくなりますよね。
そしてまた服装もタンクトップに裸足って。何だかいい意味で時代を感じました。

金ローとかでやってるイメージだったので意外でしたが、結構バタバタと人も死んでいく感じの作品だったんですね。こういうところも古き良き時代ですかね。

まあその辺も含めてとにかく勢いが素晴らしい作品だったと思います。全体的にとにかくクサいです(笑)今ではこういう作品って作られないのかもしれませんが、そのコッテコテの感じが魅力の作品でもありました。
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