このレビューはネタバレを含みます
とても静かな映画で
尚且展開が想像とは違って驚いたw
泣きたかったけど泣けんかったなあ
僕には合わなかったw
主演の菅田将暉と原田美枝子さん
ふたりとも静かな演技の中に見える深い感情を表現していて、菅田将暉の悲しそうな顔とか良いよね、しかし彼って良くも悪くも声が結構特徴的で変に浮いちゃうときもあるんだけれど、それ含めて、少しなんか偽善ぽさと不自然さをやはり感じてしまったかなあ〜なんか主人公に感情移入し辛かった(笑)
母親役の原田さんはアルツハイマーになってしまい、覚えていたことをどんどん忘れてしまう難しい役柄だったにも関わらず素晴しい演技で、母とそして女を演じていましたね、それとちょい役ではあったけれど長澤まさみの奥さん役もすごく良かった！長澤まさみが一番自然で良い演技していた気がするな
役者はなんだかんだで頑張っていただけに、少しもったいなかった気もする、そもそも僕のスタンスとして少し感動、泣ける映画なのかなあと思いつつ見に行っているわけで、感動待ちしすぎたのかもだけれど、冒頭から最後まで、ガツッとこちらの気持ちが動くような展開にならず(笑)
最初の大晦日に母親の家に帰ってきたあたりから、こいつ飯作らせて食わずに帰るんかい！しかも奥さんに母親いないって言うし、母親には泊まるって言ってたしわけわからん奴やなあと、引き画や長回しが多くて静かすぎるリズムがどうもなあ〜話している人に寄らないからってのもあるかもだけれど、感情が乗ってこないんだよなあ〜
かと思ったら走ってる原田さんの顔のより、ブレブレで酔うかと思った
母親も子供をほっておいて、男と一年も暮らしてるしさ、地震で子供の身の安全心配するってのも、そのときにかよって感じだし、むしろ男を心配したほうがリアルだけどなw地震のシーンも外出たときに一人だけってのも普通ないと思う、あそこもなんかファンタジー感出ちゃってで変な感じ
認知症の描き方も面白いなと思ったけれど、むーん、、、人の感情が淡々としすぎたのかな？
菅田くんも母親が自分を捨てて男に行ったのをいつしったんだろうね？あの日記見つけたとき？吐いてたしなあ〜あそこで日記を見せないのもこの映画っぽい演出ね
見たいのに見れない、痒いところに手が届かない
花火の下りもなんかなあ〜母親が子供との思い出を子供のことを忘れるくらいになっても覚えてたってのは感動ポイントなのかもだけれど、でもへーレベルなんだよな、そもそも暫く住んでた家で花火で半分、そもそも忘れるような出来事か？とも思うしね、あの子供時代のあの花火のときだけ半分だった訳でないだろうし、大人になってからも半分で見れてるからな
脚本であえて書かずに想像させるってのも良いけど、なんか中身が無いんだよな脚本に、こういう映画こういうシーンが撮りたいって気持ちだけ先行して進んでしまったのかなあ？
いいトーンなんだけどね
夜のシーンは若干暗すぎたけどw
それと押している女優河合優実
どこ出てた？って感じ、北村さんとかもそうだけどね(笑)
悪くないだけにもったいないのと、期待しすぎたかな？僕好みでは無かったなあ〜
マンチェスター・バイ・ザ・シーを目指したのかな？って気も少しする、この映画は凄かったなあ〜ケイシー・アフレックに感情移入しちゃって泣いた泣いたw
