「心臓より先に脳が壊れるすべての人へ」
ある老夫婦の日常とその終末を2画面で描く
「2画面」が上手く機能してたかっていうと、まぁべつにそこはなくても成立したとは思うけど、試みとしてはおもしろかった
片方が喋ってたりなんかしてるときは、片方は単純作業をしていたり寝てたりしていて、ちゃんと整理されてたから混乱はなかったな
というか、ギャスパー・ノエ成分はそこくらいで、全体の印象としてはどちらかというとハネケっぽいなって感じがした
冷たい目線で無機質に淡々と描写される日常と変化が、なんだかとても辛かったな
そういう映画じゃなかったと思うけど、おれもなんだか結婚したいなって思いました