ゆうき

ロスバンドのゆうきのレビュー・感想・評価

ロスバンド(2018年製作の映画)
4.5
すんごいめんこい子が出てきたと思ったらオフテブロくんの弟ですか、理解理解。めっちゃ面白かった。バンドが大会に出るためのロードムービーというと「ヘヴィ・トリップ」を思い出すけど、あっちも凄く好きだけどこっちも凄く好き。楽しくてちょっと泣けて心が温かくなる。
それぞれ何かを背負っているメンバーが、それと向き合ったり、背負ってることに気がついたり。あるいはこれから向き合うことにしたり。俯くこともあるけど最後には顔を上げて、自分を傷つけた相手にすら勇気を与えて。優しい優しい映画。結婚式のシーン最高でしたね…花嫁さま素敵…
クリスチャン・ロー作品は「リトル・エッラ」を先に観たけど、エッラといい、「ロスバンド」のティルダといい、少女の気持ちの描き方が繊細過ぎてびっくりしちゃう。監督もしかして少女なのですか?と思うレベル。エッラもティルダもそのままで十分素敵だから健やかに育って欲しい(親目線)。
ゆうき

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