老老介護と一人娘のドキュメンタリー。
思いっきり日本の現実問題。
前作で私は現実から目を背けたくなるというより父親の人間力の素晴らしさに釘付けで、ずっと今どうしているだろう？誰かと死ぬまで関わり合えるなんて実は幸せなことではないか？例えそれが老老介護と言えども等と考えていた。
今作で奥さんがアルツハイマー型認知症→脳梗塞と更に厳しくなるが、父親は、
「お母さんはお父さんが世話するから」と娘に言う。
退院後の介護の為に筋トレを始め、毎日2時間かけて病院へ面会に通い「頑張って帰っておいで」と奥さんに言う。
父親1人になっても「仕事ができる内は介護しなくて良いよ。親のことは気にしなくて良い。」と娘に言う。
ねえ、同じ立場でこんなこと言える？
100歳になって言える？
この父親は常に自分より愛する人のことを思い行動する。
口だけではない。
本当にそう行動する。
愛とか家族とか生き方とか人生とか。
このお父さんが教えてくれる。
