タカミ

ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-のタカミのレビュー・感想・評価

3.5
完璧ではない家族を描く作品を観ると、自分の家族に対しても優しい目で見られるような気がして(優しい目で見たくて)ファミリーストーリーを好んで観ている。
今作はアメリカの繁栄から取り残された白人の家族のストーリー。
「ヒルビリー」とは、貧困白人層を指す蔑称だ。
白人なのに貧困層だが、白人だからこそ成功できたとも思えるストーリーだった。
黒人であれば、あの時もこの時も、もっと命の危険と隣り合わせだったはず。
分かっていますよ。
何者になるかは自分自身が決めることなんですよね!
分かっていても難しいのさ。
実話ということで最後に実在の家族の幸せそうな写真が映し出され「なっ!」と、念押しされます。
はい。
エイミー・アダムスとグレン・クローズ演技対決。
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