このレビューはネタバレを含みます
最高のお祭り映画。見たかったものをすべて、いやそれを軽く超えるものを見せてくれた。
何を言ってもネタバレになるのだが、開始から(そうそう、こういうのが見たかったんだよな)→(え! こんなものまで頂いちゃって良いんですか!?)→(あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!)と、興奮のボルテージが上がっていく。まさに最後は興奮で号泣しながら拳を握りしめていた。
それぞれのシリーズで見たかった部分や、後ろ髪を引かれていた部分に対してこれでもかとアンサーをもらえ、こちらが期待もしていなかったものも大盛特大で出してくるという、とにかく何もかもが最高であった。
こんな展開やあんな展開があったら熱いよね……という激熱展開が余すことなくあり、一度観ただけでは興奮の熱が発散できない。
とりあえず、男の子の好きなもの全部盛りだった。
また、キャラクターへの寄り添いも素晴らしく、あのキャラとあのキャラの組み合わせはその後どう進展したんだろう? あのキャラのその後は? 最後はこんなやりとりをして欲しかった……。といったものを思いつく限りでは全部見れたのではないだろうか。とりあえず、青春って良いな……と戻ってこない過去に思いを馳せてしまった。
考えうる限りで最高のものを観ることが出来た訳だが、人間とは欲の深い生き物で、もっと続きが観たくなった。是非とも、さらなるユニバースの拡大と深掘りを続編という形で期待したい。
最後に、あまり詳しくは言えないところであるが、二代目ちゃんのさらなる成長ぶりには思わず笑ってしまった。