あっちゃん

サバカン SABAKANのあっちゃんのレビュー・感想・評価

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)
4.0
2人の少年の夏休みの冒険と、それぞれの家族愛を描く青春ドラマ。

ドラマ『半沢直樹』の脚本を手掛けた金沢知樹の初監督作。

1986年の長崎。小学5年生の久田は、家が貧しくクラスでは浮いた存在の竹本とともに、夏休みにイルカを見るためにブーメラン島に行くことになる。この冒険をきっかけに友情が深まる二人だったが、ある日悲しい出来事が起きてしまう。

小学生が主演なので、ずっと観ようか観まいか迷っていたが、予想を超える素敵な作品で、観てよかった。たった一夏の切ない思い出がとても瑞々しく描かれていて、胸に沁みた。
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