カオリ

サバカン SABAKANのカオリのレビュー・感想・評価

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)
3.8
これは年代的にもドンではないけどカスリバマリ!?
昭和ノルタルジー大好き!な私としては、ずっと気になっており観たかった作品!

なのですが…

平均スコア高すぎで期待も高まってしまていたせいか?そこまで…でした。
まぁ泣いたけど…まぁ泣いたからといって、そういうわけではないw

今作はフィクションだろうから当然なのかも知れないけれど、リアルに感じない部分がいちいち気になってしまって、「あるある!」感はほとんど無かった…。
若干の時代ズレと土地が全く違うせいかも知れませんが…家がボロい子とか確かに居たし、子供の無神経さゆえ「◯◯んち、ボロいよね~」とかは普通に言っていたけれど、ボロいからと笑ったりバカにしたりする人は一切いなかったし、ボロいところがまた楽しかったりして、みんなで遊びに行ったり普通にしていた。
ボロ=ウケる~(笑)にはならなかったので…ここは感性の違い?よく分からん。
タケちゃんが不器用すぎる性格だったからというのもあるかもしれないですね…。

あとは、いちいち高圧的な人が多いのも気になった…。
子供をイジメるヤンキーなどみたことないし、子供のダッシュに徒歩で追いつく内田のオッサンも謎だった…この辺、子供目線でそう感じたという誇大描写なのかも知れないけれど、ただただ不自然だし面白くも感じられずでした…🍊
もっと怖いオッサンやオバサン居たしなぁ…理由もなしに怒鳴ったり追っかけてきたりw

チャリンコは良く乗ったなぁ🚲
どこまででも行ける気がしていて、川沿いをひたすらサイクリングしにいったことがあるけれど、やはり日が暮れてくると怖くなって普通に家に帰ったものです。
特に仲良くない子が突然「かーおーちゃん、あーそーぼーー!」って家に来ることもあった。あれは、あるある。

でも、「友だちだよね!」とかって、確かめあうのはもちろん、気にしたこともなかった。家に遊びに行ったらもう友だち。
勝手に留守中の人んちに上がり込んでファミコン🎮やっていた友だちじゃないヤツも居たけれど…w だから、家に呼ばれたらもう友だちなんだ!
逆に、急に遊ばなくなることもあった。理由はよく覚えていない…
覚えていないけど…当時の自分や相手は「なんで?」と思っていたのかも知れない…

今作を観ている時は、あまり自分とは共鳴する部分がなくて「懐かしい~」とはならなかったけれど、観終わってから色々と思い出した。
だから、やっぱり結局のところ、ノスタルジアでした。

サバカン寿司はちょっと食べてみたいなぁ…
あと、竹原ピストルは良いですねぇ…演じてよし歌ってよし!
子供二人に、ではなく、彼に泣かされたといっても良いでしょう。
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