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バッドガイズのSPNminacoのレビュー・感想・評価

バッドガイズ(2022年製作の映画)
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タランティーノ・タッチのオープニングから、オーシャンズ11やバットマン、ルパン三世まで?犯罪映画のオマージュたっぷり。ダンディに渋いバッドガイをキメてもワルになりきれないワル、ウルフはサム・ロックウェルお得意のキャラクターで、声から滲み出る色気がカッコいい。相棒スネークとのブロマンス!
そんなキャラクター優先でお話はシンプル。世間のイメージ操作はチョロいから外面に騙されるなって風刺と、望めばセカンドチャンスを選択できるということ。アクション、カーチェイス、アンソニー・ラモスの歌まで聴かせてスピーディにあっという間で、狼と狐もロマンス未満、あくまで大事なのはチームとブロマンスである。
人間と動物キャラが同居してる世界だが、そこはもう説明不要…ってのが時代だなあ。サメもピラニアも陸上生活してるし、動物っぽさはあまりない。せっかくサム・ロックウェルなら、もう少し大人っぽい洒落たムードでもよかった。まあ実写であるからいいか。
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