映画を見終えた直後は「なんかすごいもん観た気はするが、自分にはイマイチ刺さらんかったな」と感じた。
そこで、その「すごいもん」が何か知りたくてパンフレット読み込むと、
マルチバースとニヒリズムの解釈とか、ミシェル・ヨーだからこそ実現できたメタ構造とか、膨大なオマージュの詳細など知れて「すげぇ」となった(この辺りを一見して理解できるようになりたい…)
が、それら踏まえても個人的にはあまり刺さらなかった。いや、刺さらなかったというより消化しきれなかったというのが正しいのかもしれない。
ちなみに、エヴリンが映画スターになった世界線の映像が美しく(特にスローモーション撮影)映画館で観れてよかったなと思った。