ザビエル

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのザビエルのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的体術は流石中国だった。
ただアクションシーン長くて途中寝てしまったのがとても勿体なかった。
事前情報0で行ったので冒頭目まぐるしい会話劇が行われ、現代劇かな?と予想しながらついていくのがやっとだったのだが、
そんな状況でモニターにうつる旦那の超人的な動きを見てしまい、???となってからの実はバリバリにSFでした。までの流れがまるで状況を理解できない主人公と
感覚を共にしている感じだった。
ただSFだけどいわゆる宇宙ものという側面だけ表現するのではなく、
そこには我々と同じ等身大の様々な問題を抱える日常と結ばれているのがとても
身近に感じられた。
また映像も新しい表現がバリバリ使われてて、いきなりクレヨンで描かれた絵画の世界や、石の世界などまるで麻薬中毒者が見る幻想のような世界観がいきなりぶちこまれるのも楽しかった。
その中で家族や同性愛のテーマが
とてもバランスよく組み込まれており、
最後はハッピーエンドと、非常に見応えのある映画だった。
途中寝てしまったのが本当にもったいないので絶対リベンジする。
次は吹き替えで観てみよう。
ザビエル

ザビエル