2023/03/11鑑賞。
カオス!カオス!カオス!!
カオスの末に広げた風呂敷ちゃんとたたむ最高なラスト!!
わけわからんまますごいものを見せられ続けて、
観終わってしばらくしてから最高!とどんどん好きになった映画。
理由がわからないまま涙が流れたシーンがあるのですが、それはネタバレになるのでコメント欄に別記。
数あるマルチバースものの中でも、とにかく異彩を放つ設定ではと思う。
「特に他の世界線の自分の能力をダウンロードして自分のものにする」っていうがめちゃくちゃ面白くて、
ゲームシステムに採用されててもおかしくないと思う。
というかそういうゲームをやってみたい。
しかもその発動方法もね。もう最高。
これがなんでこんなに観ててワクワクするのかと考えてみたら
「他の人間の能力を借りて闘う」というのは
昨今のお祭り系の仮面ライダーやスーパー戦隊の設定でかなり使われてる部分があって、
そういう力を宿して闘う感じがめちゃくちゃ私の男の子心をくすぐったのだと思う。
ただ本作で扱われるのは歴戦のヒーローではなく知らないおばさん。それでもなんでこんなにワクワクしたのか。
たぶん「『もしあの選択をしてなかったら』という並行世界の自分」の能力をもらうというエモさがあるからだと思う。
しかもこれ能力を得るだけじゃなくて、「別の並行世界にとどまって生きる」という選択肢も(一応)用意されてる。
その上でちゃんと戻ってきてるという背景もまたエモい。
アクションもどれも素晴らしかったです。
ポメラニアン振り回すのはどうかと思ったけど笑
世界線によっては画面比率が変わっているところもあったけど、
その効果についてはよくわからないので、宇多丸さーん!解説お願いします!!!
作品とは関係ないんですけど、
バビロン、逆転のトライアングル、エブエブと、最近観た映画にことごとくゲロシーンが出てくる。
ゲロ引き率が高い。