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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのYKのレビュー・感想・評価

3.5
正直に言って、アカデミー賞最有力候補というのは、正直違和感は禁じえなかった。確かに、迫力のある映像、ミッシェル・ヨーのキレのあるアクション、キー・ホイ・クァンの好演、ジェイミー・リー・カーチスの怪演(トゥルー・ライズから20年近く経ってるのね)に加え、独特の世界観を見事に描いている点、LGBTQ、移民問題等、社会派のテイストも入れている点が評価されているのだろう。
でもねぇ。作品賞の格じゃないと思う。
別に重い作品である必要はない。Codaなんかも軽めの作品だった。でも、これはね・・・

石まで登場人物にしてしまうアイディア、キー・ホイ・クァンの洒脱な演技(ジャッキーチェンじゃなくて良かったのでは)は見応えあり。

3/13追記
7部門受賞とは驚いたね。
でもミッシェル・ヨーの受賞は本当に良かった。ジェイミーリーカーチスは当然か。
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