にっきい

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのにっきいのレビュー・感想・評価

2.3
トンファーがすっごく長いディルドになってる?

随分前からTOHOシネマズ二条で紹介映像が流れてて、面白そうだと楽しみにしてた映画。

壮大な親子喧嘩と、離婚の危機の話し。
今年になってから劇場で観てる映画で、やたらと嘔吐するシーンが有るのは何で?
『バビロン』、『マルチプル・マニアックス』、『逆転のトライアングル』ときて、今作でもミシェル・ヨーさんが盛大にゲロ吐いてました。
もしかして今吐くの流行ってる?
コインランドリーの経営、税務調査、更には旧正月のパーティーの準備で忙しいエヴリンは、ろくに家族との会話も出来ずにいた。
国税庁に呼び出された時、いきなり別人の様な口調で夫がマルチバースを守る為にエヴリンに闘って欲しいと言うのだが、その相手が…、って話し。
ストーリーは一応3部構成。
part1 everything いつでも
part2 everywhere どこでも
part3 all at once いっぺんに
今作のマルチバースは簡単に言うと"ifの世界"。
「あの時違う選択をしてたら結果は違った」の選択毎に世界が広がっていくらしい。
今の自分より幸せな自分を見ちゃったら、そらそちらの生活が魅力的に感じてしまう。
かたや娘ちゃん(ブ…でデ…)は全マルチバースを葬るために"ベーグル"を作った悪の化身に成り果てた?
ミシェル・ヨーさんの旦那さん役の人は残念なジャッキー・チェンみたいな顔。
カンフーシーンはスローだったり暗くて顔の見えないシルエットだけだったりなのが残念。
マルチバースを行き来する派手なSFと見せかけておいて、実際は"幸せとは何か?"と言う自分探しや、家族再生とかの身内の揉め事。
中盤以降テンポも悪くてちょっと退屈に感じました。
ところで"ギョロ目シール"って意味ありました?

これ観た日は本業が仕事だったんですが、土曜で早目にキリつけたので帰ろうと言う事になったんです。
いつもより10分くらい早く職場を出たのでシネコンまで行くのも余裕だし、上映前に軽く食事したり買い物したり出来ると色々考えていたら…、週末でめちゃくちゃ道が混んでてシネコンに着いたの上映直前。
しかも今作の上映後はフードコートとか閉まってて食べられない。
結局弁当買って車で食べました。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年3月4日
鑑賞回:18:30〜21:05
劇場名:イオンシネマ京都桂川
座席情報:Screen7 N-12
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:139分
備考:ハッピー55
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