描写の細かいところは咀嚼に時間必要そうなのだけど、設定やビジュアルは大好きだし俳優さんは凄く上手、そして設定と物語の帰結は凄く巧みでよかった
なのにもう一息乗り切れないのは、自分のとは違う笑いのツボの冗談に2.5時間の長尺ひたすらつるべ打ちされて疲れてしまったのだと思う
監督さんの『スイス・アーミー・マン』の尺ならまだ大丈夫だったから、多分自身の体力の問題なのだと思う
アカデミー賞作品賞って先入観に少し気を張ってしまったもの良くなかった思っていて、“未体験の映画ゾーン”みたいな枠で観たらまた違う印象だった気がします
嬉しかったのは、『インディ・ジョーンズ/ 魔宮の伝説』で大好きだったジョナサン・キー・クァン氏が、そのときの表情、アクション、何より声がそのままだったことで、この方のシーンはずっとニコニコしてしまった