こちらの期待値が高すぎたのがいけなかった。とても面白い映画なのに自分の期待でこけるとか、ほんとにもう。
自然と自分の人生と重ねて見たけど、それはエブリンにであって「わしも年を取ったもんだ」と実感。ジョイの世代の頃に見たら、完全に娘側からしか見れなかったろうな。
岩のシーンが特に好き。これはやられた感ある。
そしてキー・ホイ・クァンがすごく良くて感激してしまった。こうなるとインディの新作にも出てほしかった…。
アメリカのいいところ(私から見て)は、家族の問題を、きちんと分けて考えていること。この作品でも、夫と妻。妻と娘。妻と妻の父。というふうにそれぞれ別個に捉えてる。日本だと『家族』って括られるので、問題が解決しにくい部分はあると思う。