じょの

ジョン・ウィック:コンセクエンスのじょののレビュー・感想・評価

3.4
毎回めちゃくちゃ楽しいジョン・ウィックのシリーズ4作目。
いつものことながら、いろんな意味でとにかくゴージャス。桁外れの金持ちは言うに及ばず、やたらキラキラした世界の観光名所がたくさん出てくるのは、ハリウッドにおける寅さん映画と言っても過言ではなく。
チアルート…じゃなくてケインのアクションは安定のかっこよさ。大阪では日常的によく見かける銃撃戦も実に盛り上がりました。
こんなにも血生臭いストーリーなのに、見ていてずっと目が楽しいというエンターテイメント。ミッション・インポッシブル並みに、このままどんどん続けて頂きたい。
ミッション・インポッシブルのシリーズはベンジーの投入あたりから笑いの要素を入れるようになったけど、本シリーズはそういうの一切無し。にもかかわらず、笑いどころがやたらと多い(長い階段落ちとか、至近距離で撃たれてれても骨折ひとつしないとか)。
登場人物ではなく、視聴者がツッコミを入れるタイプの脚本になっている。シリアスを突き詰めるとギャグになるという、見本のようなシリーズです。
でもって今回エンドロールの後の展開にはやられました。あれはほんと勘弁してほしい。
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