このレビューはネタバレを含みます
何が何だか分からない。けど、なんか分かる。
あれ?なんだろう、この感覚...
何だか懐かしい...
あぁそうだ...これは「スイスアーミーマン」じゃないか!
てなわけで、監督が一緒であることを忘れてました(笑)
ぶっ飛んだ設定に、急に放り込まれる下ネタ
だけど、絶妙に共存しているバランス感覚
まさにスイスアーミーマン!
母、娘、夫に父親、家族それぞれの持ってる可能性(平行世界)が
アーティスティックにぶつかりあう様が、具体的な画像として表現されてる様は見事でした!
正直、アカデミー作品賞をとるような作品なのかなー?とは思いました。時を経て映画史を振り返った時に、マイルストーンとなるような作品...にはちょっと物足りないよーな気がしなくもない。オチが無難というか、そんな感じなんだーって感じでしたし。
点数はそんな高く付けなかったですけど、好きなタイプの作品でした。
近いうちにまた見返すと思います!
以下雑記
・生物の産まれなかった世界(岩の世界)が好き
・指がソーセージの世界って...くだらね...っと思ったけど、割と重要な世界で笑えました(笑)
・レニーっぽいアライグマ。なんなんだよ!(笑)
・監査官のトロフィー、初見でヤラしか形やなって思ってしまった...
・場面がバチバチ変わって展開していく様は、「テネット」っぽい雰囲気も感じました。