YAZ

第三の死角のYAZのレビュー・感想・評価

第三の死角(1959年製作の映画)
3.8
企業サスペンス観る
監督 蔵原惟繕

造船会社乗っ取り企む一味と
対抗する会社
一味のボス森雅之で会社会長が
東野英治郎
それぞれの部下に葉山良二と長門
裕之で二人は大学時代の親友だった

テンポよく面白かった
切れ者長門が会長の命じるままに調査
続け信頼勝ち取り会長の娘と縁談まで。
葉山も森雅之の信頼厚く、訳ありこちら
も会長の娘に近付き彼女が鍵握る

迷いなく突っ走る新世代の二人が旧世代
に利用されてるだけで自分の進むべき道
はこれで良いのか?とやや青臭い展開に。
希望が絶望に変るようでもあります
苦労知らずのお嬢に見える娘の本心も
あったりで悩める若者風ですかね

森雅之良いです
この人の安定感で映画が締まるな

新旧それぞれの対決で勝者は誰かという
流れからのクライマックスは蔵原監督
らしくフランス映画みたい
時代感じる電話の使い方
スマホでは絵にならないかと
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