cinema cafeさんにオンライン試写会で鑑賞させていただきました。
ありがとうございます。
「感想と作り」
面白いです。
が…映画をあまり見ない方、ハリウッド映画やエンターテインメント映画しか見ない方には、なかなか面白いとは感じ難いと思われます。この点には留意が必要です。
映画をよく見られる方やイギリス以外のヨーロッパ映画や英語圏以外の映画を好まれている方には楽しめると思います。
人間ドラマはよくあるものですが、しっかりと時間をかけて丹念に描いています。
物語もよくある物ですが、主人公自身が人生の重要なものととらえているものを描いている本作にはさほど必要だとは感じませんでしたので、問題はないでしょう。
核となるのはラブストーリーで、中盤頃から始まるこれに向けてそれまでの主人公の鬱屈した心持ちを描いているともとれます。
恋愛の目に見えた成功ばかりがくるものではないのも人生である、というものでしょう。
北欧の映画には西欧や南欧とは違った雰囲気がありますね。
一概に北欧等と一括りにするのもまた違うのですが、明らかにある種の方向性や色合いの違いが見て取れます。
近年公開した映画ではムーミンの生みの親を描いた「トーベ」もそうでした。
文化とか環境等があるのでしょうね。
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