すごくグサっと来た一本でした。個人的に思い入れがあるポイントも多々あって最初からグッと心を掴まれました。
社会的に「正」とされない「◯◯マイノリティ」と分類される人たちの物語。女性、精神疾患者、黒人、ちょっと「イけてない」年上の人たち等々。しかも1980-81年という、そういう人たちへの風当たりが今よりよっぽど強かった時代。
そういうマイノリティの二人に焦点を当てて、いかに社会が彼ら/彼女達の事に気付かずに進んでいくか、そしてその状況はどのような影を落とすかという作品です。
風景映像含め、劇場のスクリーンで見るのをお勧めします、
個人的にはNine Inch NailsのTrent Renzorが劇中音楽を担当してるという嬉しい驚きがあって、さらにハマった一作でした。