みゆき

TAR/ターのみゆきのネタバレレビュー・内容・結末

TAR/ター(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

女性で初めてベルリン・フィルの最高指揮者となったリディア・ター。
順風満帆に見えたが次々と起こるトラブルに翻弄されて精神的に追い詰められていく。
ちなみにリディア・ターさんは実在しません😅

いや〜 壮絶だ〜
当て書きされたというだけあってケイト・ブランシェット凄いわ〜👏
ケイト・ブランシェットがオスカーにノミネートされたというくらいの知識で観に行ったため、あまりに生々しくてリディア・ターさんという方が実在してるのかと勘違いした・・・
前半は密着系のドキュメンタリーぽくて、関係者との会話やインタビューからターさん❤️の人となりを描いていくのかな?と思いきや、どんどんスリリングになってめっちゃ怖い〜😱
私は女性なんで、世界のトップで活動している女性は希望の星として輝いていて欲しいと思っちゃうから、とにかく病んでいくというか闇落ちしていくというかターさんが壊れていくのが辛かった😭
個人的には面白い映画とは思わないけど、ケイト・ブランシェットに引っ張られて158分の時間を感じさせなかったのは素晴らしい👏

好きなことを仕事にするってそんなに幸せじゃないのかもしれないね。
天才は自分の才能に振り回されて、実は結構リスキーなことなんじゃないかって思っちゃう。
ターさんも普通に街のピアノ教師くらいの能力だったらあんなことにはならなかったかも。
改めて大谷翔平は神だと思う😇
みゆき

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