「銀河鉄道の父」のあとに
立て続けに観たのは間違いだった。
テンションギャップが凄まじかった苦笑。
単体で観るべき映画だった気がする。
それはそうと、
権力に纏わる映画なんだなと理解は出来たが
冒頭のシチュエーションゆえ消化不良気味。
栄枯盛衰的なニュアンスと
変わりゆく時代におけるポジショニング
について、考えさせられる。
色々レビュー記事を鑑賞後にみていて、
監督側としては意図してなかったようだが
キャンセルカルチャーについての言及が
興味深かった。
権力や影響力をもつことに関する葛藤を
抱えていた時期がかつてあるけど、
それを考える上で権力者や時代の覇者が観ると示唆深い映画かもしれない。
万事塞翁が馬。
変わりづらい権力や業界体質に関して
ネガ寄りなイメージから構成された映画に
見えてしまったが、2回観るとまた感覚が違うような気もする深めな映画。
時代を跨いで10年毎に観るのも面白そうだ。