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TAR/ターのYAZのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
3.4
ケイト・ブランシェット観る

ベルリン・フィル首席指揮者
リディア・ターの話
モデルもいないようで完全な
作り話のようです。

意図的に曖昧にしてる所がと
ても多いのでハマらず

人間関係から追い込まれてゆきますが
人名タイトルにしては彼女が何者かを
一度で読み取るのがかなり難しかった
細かく観れば分かるように作ってるかも
しれないけど彼女の人生に影響する一番
肝心なトラブルからイロイロな部分で
「たぶんこうだろう」だらけで回収しな
いままのが多くあまり好みではないかも

演出の問題なのか主演女優が熱演の割に
映画自体からは狂気も熱量も感じること
もない。静かさの中に感じる映画はある
と思いますけど

彼女の人格についてがテーマの一つのよ
うですがあれぐらいの人はいるようにも
思うしむしろ終わり方とか観てると彼女
は案外とナイーヴな人なのではとも思っ
たりする

思ったりするけど首席指揮者としての顔
と本当の顔のギャップに苦しんでるよう
にも見えずそもそも彼女の能力の高さも
「たぶん」な感じで「たぶん」だらけの
誘導映画ではないでしょうか

監督トッド・フィールドのデビュー作も
こういう作りだったような
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