ボギーとバコールの観る①
監督 ハワード・ホークス
二人の初共演作でバコールの
デビュー作
第二次大戦下
西インド諸島に浮かぶフランス領の島を
舞台にしたラブロマンスに寄りつつも
政治背景にしたクールなアクション
ボギーとバコールの共演作４本でこれだ
け観てなかったんで観たけどもしかして
一番好きかもしれない。
ホークス観るのも久しぶりだけど凄いな
～と改めて思うです
二人の出会いの映画でもあり翌年結婚し
てるようですがホークスが結婚するの分
っていて祝福してるかの様で幸福感に
包まれてる
当時のフランスの親独政権に対してのレ
ジスタンス運動が背景に有り。政治には
関わりたくないと釣り船業営むボギーが
謎の女バコールと出会い運命が変わって
ゆく所も
基本クールな二人の距離が少しづつ縮ま
ってゆく。ここはかなりの時間掛けてい
て中盤までは二人だけのシーン多めです
けどそれがたまらないほど良い！
バコールの登場シーンなんか素晴らし過
ぎでボギーでなくても一気に持ってゆか
れるだろうな～と
ボギーもバコールも過去に何か有りそう
だけど説明もなく互いに詮索しようとも
せず。政治とは関わりたく無いと言って
いたボギーが手助けをする理由も
レジスタンス運動家の人柄にもやや触れ
ていて偶然に小さな島で出会った人達の
心が動いてゆく。国の為とかでなく何者
かも知らないけど何だか助けたくなって
しまう。押し付けがましくないクールな
善意に溢れてる。その感じがとても好き
であります
二人の共演作他の３本もせっかくなので
制作順に再見してゆこうと思う
