《ネタバレ有りレビュー》原作との一番の違いは超絶モテ男田中圭を前提として成り立つ、女の子たちを惚れさせてなんぼなストーリー設定(好き♥️)
まずは、あのイケボの着任挨拶から!
あの声、田中圭さん全力で落としに来てる時のやつですよね!
4人の女の子を手玉に取る前提のこの自分殺害シナリオでは、ここで女子高生たちをまず惚れさせるのが大事なミッション
圭くん全力のイケボの時の、囁くような吐息っぽい声の奥に、ちょっと喉の奥でネコがゴロゴロ言うような感じのある声(誰かわかって!)
あれ、着任挨拶の声じゃないです
ベッドで囁く時のやつです!
なっちゃんの恥ずかしいところ全部見せて、の時に出す声です!
春人先生、本当にずるい♥️
でもこれ全部ヒガシーに女子高生が惚れてないと成立しないストーリーなので、キャスティング本当に難しかったと思います
圭くんがノリノリで受けてくれて本当に良かった♥️
原作を読んでから見たのですが、新しく増えた女の子たちのキャラクターとエピソードの設定が、全て、原作と違う部分のストーリー展開(ミステリー部分と殺される舞台)への伏線になっていて、緻密に練られた脚本がすごいです
2回目に見た時に、あぁ変わったこことここが全て必要な部分だったんだ!と回収しながら観ました
南沙良ちゃんの首がカクッとなってからの豹変すごかったですね
目元と顔つきがあまりに変わっていて、アイメイクや顔色を、天使メイクから悪魔メイクに塗り替えたのかと思うほどでした(変わっていないです。一連の流れで写していたので)
好きな場面としては、女子高生に揶揄われたあとの『なんだよぅ』の言い方が個人的にめちゃくちゃツボ!(女の子たちに囲まれるところと、京子のドレスのところ)←追記♥️ここ、シナリオ読んで衝撃を受けました!
奈津ちゃんたちに絡まれて、可愛いって言わさせれるところとか、最高でした←ここも!😇
とにかく、始まるまでは心の中で『変態先生』と呼んでいました...
木の陰で犬に襲われてキャサリンが出てくるシーンを予告で観た時には
『嬉々として変態役を振り切ってやっている』と思ってワクワクしていたし
でも、映画が始まってみると、もう私が女子高生たちと一緒にヒガシーキャーー!となってしまっているせいか
ヒガシーの欲望にも、思い詰めた切なさや、用意周到なのに刹那な儚さなんかを感じてしまって、気持ち悪さなんて忘れてしまっていたのですが
雪生の「この変態!」という言葉で我に帰って、『あ、変態だった』とちょっと笑ってしまいました
まだまだ言いたいことがいっぱいあるし
映画を観ている間はもっともっと、これ誰かと話したい!と思うことが山のようにあったし、興奮気味なので後で修正すると思うのですが
取り急ぎこれだけ♥️
あとは、4/4発売の月刊シナリオレビュー
ネタバレしすぎないように見どころをいくつか...
(作品の文字起こし的な決定稿なのか、撮影前の脚本で、ここに田中圭さんの作り上げた春人が乗っかって来ているのかとか)
◼️シナリオ
まず冒頭始まってすぐの、東山春人のト書
その〇〇な顔立ち←✨✨
記憶に残っている違いをいくつか
脚本は『見て見て、前髪切った』のところ
私の大好きな、可愛い、なんだよぅ、のやりとりは?
舞台裏の時の『なんだよぅ』は?
_(ゝLꒊ:)_〜0💕💕
文化祭の練習での、あおいの棒読みについての京子のコメントも...
そして、『てんでダメだ!』←確認しました😊♥️
そして
ラストシーンの描写で、うわっ!となったのは、ト書の
その姿はかつての〇〇〇〇のよう
私も、映画を見て、あの儚さ透明感でそれを想像したので、それを体現している田中圭さんに
!!!!と、なりました
◼️脚本・監督ノート 城定秀夫監督
脚本に10日以上を掛けないことを自分に課している、という城定監督が
足掛け〇〇を掛けた脚本