まなみ

モリコーネ 映画が恋した音楽家のまなみのレビュー・感想・評価

3.7
映画史でありエンニオ・モリコーネの仕事史。3時間は長かったけど、観てみると省略できないほどの濃い仕事をしてきた方なんだなあと納得。

ただ映画人や昔の映画にとんと詳しくないため、知らない人が話してる&知らない言葉がたくさん出てきて、画面に理解が追いつかず眠気に誘われうとうと。モリコーネの音楽聴きながらまどろむもそれはそれで贅沢だったのかもしれません。ちなみに周りの何人かガッツリ寝てたようで寝息が…笑

音楽の世界に入ったきっかけのトランペットは自分の意志なく親にやらされたものだったり、映画音楽はやめるとずっと言い続けてたり、自分のライフワークが何になるかなんて自分では予測できないものなのかも、と思ったりしました。
こんな誰もが認めるような人でも賞が獲れないことで苦悩したりするんですね…。

ハンス・ジマーの言葉で「人生を彩る音楽」(だったかな)と書いて「サウンドトラック」とルビが振ってあったのおしゃれ。笑うような作品じゃないけどタランティーノの大げさなスピーチには笑いました。
まなみ

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