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モリコーネ 映画が恋した音楽家のsimpsonsのレビュー・感想・評価

4.1
知らん映画ばっかりではじめ退屈やったけど、段々面白くなってきて、モリコーネの凄さが分かった。
仕事に対するこだわりすごくて、芸術系の仕事の人は信念があって頑固さも併せ持つんやなと思った。そうじゃないとあんなに厳しい世界、多分やっていけない。
あんなに周りがアカデミー賞とって欲しいって言ってくれて、実際取ったら周りがあんなに喜んでくれる人いる?
奥さんとの関係が素敵すぎる!
アカデミー賞受賞したときの奥さんへのセリフと奥さんに捧げる少年のような姿に泣ける。
あんなに大変な仕事をしている夫が仕事に打ち込めるように支えられる奥さんも凄いし、いくら有名になってもそのことを当たり前だと思わず感謝できるモリコーネも凄いし、あんな夫婦関係憧れる。

他のユーザーの感想・評価

Yoshmon

Yoshmonの感想・評価

3.9
誰しもいずれかの作品で彼の音楽を耳にしたことはあるはず。

個人的に未だ観たことのない作品も数点あったので、これを機会にトライしてみたい。

一番好きな作品は海の上のピアニスト。
それこそエンニオ・モリコーネの音楽を満喫する為の作品と行っても過言ではない。
にも関わらずこのドキュメンタリーではほとんど取り上げられていないのが残念だった。。
akn

aknの感想・評価

4.2
映画好きならたまらない時間だと思う
誰もが耳にしたことがある曲たくさん
モリコーネ氏の映画音楽に対する情熱に脱帽!どの音楽も聴いたことがある曲ばかり。素晴らしい映画でした。
SKK

SKKの感想・評価

4.0
見たことがない映画も沢山出てきたけれど、圧倒的な音楽に思わず涙が。モリコーネの音楽が楽しめる映画をもっと見たくなりました。少し長くはありましたが、良い作品を見せてもらいました。映画館で見るのをお勧めしたい作品です。
はむ

はむの感想・評価

4.0
映画音楽を一芸術たらしめたマエストロの半生を振り返るドキュメンタリー。
トランペット奏者をリタイアした父親との優しいエピソードに涙。そこに彼の紡ぐメロディから感じる温かさの理由を見た気がした。
映画と観客、人と人とを繋ぐ数々の名曲に浸る至福の157分。

紹介される観たことのない作品も彼の曲とともにそのシーンが流れるとなぜか胸が熱くなり涙がこぼれそうになった。この先彼の新しい曲は聴くことができないけど、彼の残したものを一つでも多く観て、聴いていけたらなぁと思いました(特にシシリアンを観てみたい!)
彼と映画業界の人々への敬意を込めて、久々の満点!
原題はファーストネームのエンニオなのね
彼と関わった人たちが親しみを込めてそう呼ぶのがいい感じ
幼少期の頃トランペットを吹いてたことや楽器を使わない作曲スタイルは初めて知った
もしかしてベートーヴェンの生まれ変わり⁈

本人が作品ひとつひとつの思い出とともに、細かいアイデアや作曲で苦労したポイントなどを全部先週の出来事のように話してくれるのに驚いた。しかもかなり微細なニュアンスまで再現して語ってくれる2時間37分。

モリコーネが偉大な作曲家なのは知ってたけど、大半がイタリア映画のサントラだと思ってた。
ミッションやアンタッチャブルのあの名シーンをも担当していたとは‼︎
西部劇の、誰もがマカロニウエスタンをイメージする♪わわぁ〜わぁ〜わぁわぁわ〜♪というメロディ、あれもエンニオの「発明」だったとは…
みんな知らず知らずのうちにたくさんのエンニオ作品に触れてるんだ😳
メジャーな監督さんや多くの映画関係者から支持されて、みんながエンニオのオスカーを望んでいたのが暖かい
オスカーを手にした時の奥さんへの感謝も。

途中でコメントしていたジョン・ウィリアムズ、彼の自伝ドキュメンタリーの時は4時間ぐらいになるかなぁ…
どこかで聴いているかもしれない。直接彼の曲でなくても、その影響を受けた誰かの作品には確実に触れている。そう確信できるほど、彼の作る曲は映画音楽を通して多くの人々に愛されているのが伝わるインタビューと映像の数々だった。
今では当たり前のように伴奏はジャンルやボーカル、ノイズ等、使用される音の境界はなくなっている。監督の名と並ぶほど重要な役目を担っている。
その礎を築き長く携わってくれた彼に感謝しかない。
どうしてか分からないけれど、泣きながら観ていた。
kym

kymの感想・評価

3.6
感動した。魅力的すぎる。


" 音楽をまったく知らないからこそ、妻の感想はすごく素直なんだ "

痺れた〜。そうでありたい。
Kz氏

Kz氏の感想・評価

4.0
マイベストムービーが「ニューシネマパラダイス」なので、トルナトーレ作品と聞いて、まだ上映しているミニシアターへ。

インタビューから音楽が聞こえ、音楽から映画が見える(もちろん音楽も映像も追いかけで入るのだけれども)作品。
監督・脚本の仕事は何なのだろう。編集者は別にいるのだけれども、インタビューと記録映像のドキュメンタリーでは、演出というよりは素材の編集に近いのだろうか。などと、作品のできばえから、余計なことまで考えてしまう。

エンリオ・モリコーネは映画音楽とポップスの人と思っていたのだけれども、純粋音楽と商業音楽を使い分けていた人で、タイプライターを楽器にしてしまう前衛音楽も手がけていた、と初めて知った。映画音楽で、クラッシックのテーマを解体したり、民族音楽を溶け込ませたり、SEを取り込んだりは、アバンギャルド・アーティストの技だったのだ。

音楽家や俳優、プロデューサーとともに、多くの監督が、モリコーネを語る。クエンティン・タランティーノ、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーン、ダリオ・アルジェント、ベルナルド・ベルトルッチ、そして、ジュゼッペ・トルナトーレ自身も。
「ニューシネマパラダイス」のテーマもあるのだけれど、私にとってのモリコーネは、セルジオ・レオーネとのコンビなので、マカロニ・ウェスタンを何本も見返した気分になった。

2020年7月6日逝去。
S

Sの感想・評価

3.7
開始から怒涛の情報量が止まらない。

あー、また『ワンスアポンナ』と『アンタッチャブルズ』観たい。

「サッドヒルを掘り返せ』でもあったけど、メタリカが登場曲にしてるの好き。
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simpsonsさんが書いた他の作品のレビュー

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

感動した〜
実は全く期待してなかったんやけど、泣いた笑
迷ったけど宮沢賢治のこと、実はあんま知らんなーと思って観に行って正解!

お父さんの賢治への愛情が溢れていて‥
妹さんがまた偉い!!演じられてい
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.5

面白さが全然分からんかった‥笑
そこまでダメ男とも思わんかったし、
何を学び取れば良いのかわからない、、
頭固いんかな‥
ただドーナツ食べたくなった笑

せかいのおきく(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

良かった‥
循環型社会
共生、SDGs

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このレビューはネタバレを含みます

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4.2

これは面白い!!
さすがバルザック‥
長さを感じなかった。
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信念やジャーナリスト魂とは何なのかも。めちゃくちゃ脆い。お金や個人の欲求に左右されまくり。
何より実話なの
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3.5

このレビューはネタバレを含みます

これはちょっと残念な印象。
能も邯鄲の夢も取ってつけたみたいで生かしきれていない気がする。
言いたいことは分かった。
村社会の閉塞感。同調圧力。
抑圧された欲求と他者への攻撃。

ヴィレッジとは村だけ
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