本作品とは関係ないんだけど、パラダイス・リゲインドのレビューを見てたら、「復活のコアメダルより全然良い」「復コアはやっぱりクソ」みたいなコメントが多く見られた。
公開後、あまりに悲惨なラストや、舞台挨拶がお通夜みたい雰囲気になってたり、主演の渡部秀が終始哀しそうだったり等で、懲役58分、特級呪物とか言われてて、もうネタバレで結末を知ってはいたので劇場で観ることは無かったのだが、今回配信で観てみることに。
結論、取り沙汰されてるラストを除けば、他は悪くなかった。
先ず、新フォームのデザインがストレートにカッコ良い。
また、変身に至るまでの導入が最終回のセルフオマージュになっていて良い。
映司の身体にアンクが憑依するという新しい試みもグっときた。
曲がりなりにも主人公の現在の姿をめぐって伏線なども張られていたので良かった。
他のキャラクターたちも60分という限られた尺で出来る限り活躍している。
最高のラストを迎えた本編最終回に水を差しまくるラスト。
10周年記念作品にして完結編と銘打つには同意しかねるが、その他の内容は、寧ろ面白かったです。
映司の死。
荘厳なBGMを掛けて、ドラマティックに静かに目を閉じるのではなく、リアリズムに基づいた人の死として描写されていたので、衝撃もデカい。
その他が良かったってだけで、ラストは私も許してねぇからな。
