このレビューはネタバレを含みます
今どき珍しい熱血医療ドラマ。
TV版から映画になっても熱量はそのままで面白かったです。
正直ツッコミどころは多数。
冒頭の空港での火事では動ける怪我人が燃え盛る飛行機内でダラダラしてたり、TO1が電気もつけず待機してたり、鈴木亮平は何も無い真っ暗な滑走路に向かって走って行ったり。
ランドマークで取り残された人達のバカっぽさも絵に描いたような浅い演出。
過去の回想も同じシーン使い回してたり。
司令室で女性が「死者…ゼロです!」と無駄に溜めて言う場面は相変わらずわざとらしくて好きになれません。
別に画面見りゃわかるっしょと言いたくなる。
他にも司令室に座ってるマジで何にもしてない人たちがそれを聞くなり「ッしゃあああ!」と喜び合ってるのもシラける。
何もしてないくせにと言いたくなる。
とはいえ鈴木亮平達のチームワーク、要潤のサポートや石田ゆり子達のバックアップが頼もしく最後までまたワクワクしながら見れました。
もう無理ってところで助け舟が来るのがお馴染みですが、それでも胸が熱くなるキャストの気迫に圧倒されます。
ラストの各地の病院からヘルプが来る場面で伊藤淳史が出てたら文句なしでした。