にゃあまん

ハウのにゃあまんのレビュー・感想・評価

ハウ(2022年製作の映画)
4.1
田中圭扮する赤西民夫が婚約者に振られ家のローン40年残ると言う最悪な冒頭シーン。

上司から譲渡されたムクっぽい犬のハウ。
前の飼い主の心無い仕打ちは吠えるのが嫌だから声帯を取ってしまったとか。
許されざる行為ですね。

少年達の野球のボールを追って行方不明になったしまったハウ。
落胆する民夫。
分かるなあ。
愛する家族、犬が居なくなるなんて耐えられない。

犬はね。
生後、母親犬から引き離されて素性の分からない人間に飼われるのに好かれる為に必死に愛されようとするのです。
健気ですよね。
自分ではなくて飼い主の満足を優先するのは猫とは異なる存在。
たまには鬱陶しいなと思うけど私を愛してくれる存在になっているのです。

今作品は東日本大震災で被災した女の子にも寄り添うハウ。

個人的に白の毛足の長い犬は大好きですね。
あの優しい目で見られたら抱き締めたくなりますね。

ムク?犬が出演している作品ではセルピコ以来かな?

人生に疲れた人間を見つけては寄り添うハウ。

何とも愛おしい。

前の飼い主に出会ったハウ
本当の名前はラッキー。

犬、猫を飼う資格はありのままの事を受け入れる覚悟が必要になるのです。
愛護センターへ預けた事を後悔している前飼い主。

SNSで繋がっていたフォロワーがまさかの同僚。

犬が主人公ってだけで、ダメですね・・
甘めの点数となります。
民夫との再会はもう、号泣ですよ
青森から横浜まで民夫に会いに行く為にいろいろな人達に寄り添ったハウに幸あれ❗
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