老いを認められない気持ちと若さへの嫉妬。身勝手ではあるがあのポルノ映画撮影団の意味の無い自信を見ていると同情が芽生えてくるのも面白いところ。ただ男の理屈から自由になる自信を手に入れたロレインがあんな目に遭うのはさすがに可哀想だったが（地下室で見つけた時の顔最高）。
最後の予告で若かりし老婆役をマキシーン役の役者がやることが示されていたが、つまり若さへの嫉妬というテーマは繰り返されることが暗示される訳だが、今作に関しては、前に殺されただろう者たちを「ヒッピーども」と言ってたり、あの時代のアメリカをちゃんと背景に入れていた訳だが、次はどうなるか。
