「君のために花束を持っている。
受け取ってくれないなら、僕を捨てて」
アフガニスタンの貧しい地域で男性が歌を歌っています。笑いながらベナジルは男性から去ろうとしますが、男性は違う歌を歌うからと引き留めます。
男性:シャイスタは泥からレンガを作っていますが、レンガなんて売れないと分かっています。
飛行船からはアメリカから監視を受けているとシャイスタは言います。今にも外国船から爆撃を受けるかタリバンに殺されるかしそうでした。
シャイスタは教育を受けたいのですが、学校なんて見たこともありません。軍隊に入りたがっても学がないのだから無理だと父親に諭されます。
仲間からはケシの収穫に誘われますが、アヘンはお金にはなりますが、死と隣り合わせです。
シャイスタとベナジルには子供が産まれます。そのため彼はまともな仕事を手に入れたいと考え、やはり軍隊に入ろうと考えます。
日本から遠く離れた異国の地で、いままさに生きているアフガニスタンの彼ら。日本で生まれたことがこんなにも恵まれていると気づかされます。
彼らには何の学びも何の仕事も何の未来も約束されていないのです。
なんて切ない…この映画が世界中に届きますように