たく

オードリー・ヘプバーンのたくのネタバレレビュー・内容・結末

オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます


大スターたちがキザな感じでコメントするのかとか、オーディションの時の武勇伝とか、煌びやかな要素を想像してたけど、そういったことは少なく、本当にオードリーに愛され、愛した人たちが語る彼女の儚さと美しさについて興味深く鑑賞。
其々身近な人だけれど、プライベートな内容を明け透けに話さないのは、故人との大切な思い出だからだろうか。
大切に思っていることが窺えるので、この映画に点数をつけるなんて野暮なことはできませんでした。
晩年、更に美しさ増す彼女の姿に心洗われます。
彼女でさえ、一生を懸けることで自分を愛せたと言うのなら、私も自分の醜さを愛せるように日々を生きようと思いました。

1人の人生としては波瀾万丈なこともあり、映画の縦軸では、3人のバレリーナが導いてくれます。
この方々の妙な間のおかげで、ターニングポイントごとに一息ついて鑑賞できました。そして、踊りが美しい〜
(ミッドナイトスワンのカメラマンなら、もっと美しく撮るかもしれないと思いましたが…)

あと、オシャレなお洋服を着て観に来ていた女性や男性を見て素敵っっ!とワクワクしました〜いいよねっ!
たく

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