このレビューはネタバレを含みます
「私いつかママになれるかな?」
「なれるよ、今日ではないけれどね」
ははは、めちゃくちゃかっこいい映画だったな
シリアスな内容なのに、こんなに軽やかに、でも誠実に描けるのってすごいです。そしてやっぱりシガニー・ウィーバーが私は大好き
患者リストを1枚づつ燃やしていくラストの凄みに涙が込み上げてきた。星の数ほどの女たちが助けを求めている。ジョイやバージニア、その他のジェーン達はあんなに頑張っていたけれど、それでも救いきれなかった人もいる。リストから零れ落ちちゃった人はきっと言葉にできないほど辛い思いをしてるんだろうなと思うと胸が痛い。そしてそれは現在もあまり変わっていない気がして、溜息が出る。
堕胎手術のシーンはもちろん患部(?)は映らないけれど、観ていて猛烈に痛みを感じて「ううう…」となった。
でもさ、日本はいまだに経口中絶薬が保険適用されてないわけで、もしも中絶するってなったらあれをやるかもしんないんだよね。
つら〜〜〜
愛しているならセックスするのが当然だと言って女に迫るのは男で、中出しして気持ち良くなんのも男で、それで妊娠して困ったり最悪死んだりすんのは女で、そんな女達から金を巻き上げて良い暮らししてんのは男で、そんな男達から女達を助けて支援するのは、やっぱり女達だ。
パスタを食べて、よく眠ってから帰ってね、回復具合は三日後に電話して聞くから、旦那がいても大丈夫、PTAのふりするからさ!!