映画サービスデーで時間が合ったので入ってみたけど、
これはぜんぜん知らなかったし、観てよかった😭
アメリカではいまだに妊娠中絶について議論されてるわけだけど、
当然、不本意な妊娠をする方はたくさんいて、
そういう人たちを非合法な形で助けてる人がたくさんいるって話はたとえば「サイダーハウスルール」なんかでも描かれていた。
でも今作に出てくる「ジェーン」のように組織としてやってる人たちがいたというのは、
まぁそりゃそんなのもなきゃなぁと思いつつも、
知らなかっただけに驚きました。
正直、ジョイが運動にのめり込んでく心理的な変化がいまいちよくわからなかったなぁというのと、
アート講座で誤魔化そうとする無理ゲーな感じが残念で
もう少しやりようあるだろうとは思った。
せっかく年頃の娘がいる設定もどうせならもっとうまく使えたんじゃないかと。
とは言え、やっぱり68年という時代が放つ解放への機運を
主人公ジョイが感じるオープニングでは
あんなに全体が暗く始まってたよね。
それがラストでは一気に解放され、
ジョイの着てる服も含めて本当に明るく、
映画として描かれるべき時代だなぁと感じました。