映画は現実逃避をさせてもくれ、日々の生活に潤いを持たせてくれる、なくてはならないもの。
なので、現実に引き戻されるような作品は、観たいんだけど観ることがなかなかできない。
ですが、アカデミー賞脚本賞と主演女優賞にノミネートされてるので勇気を出してこの前観ました。
苦手な雨の日が何日も続いて太陽が見えない、そんなどんよりした気持ちになってしまって大分気分悪かった。
一晩。
プラン75
自分の生死を選択できる。
姥捨て山が思い浮かんだ。
孤独な高齢者の描き方、これがリアルなんだろうか。
若い子の揺れていく気持ちは救いにもなるが、終始暗くて重くて。
観る者へ言いたいことは分かるけど、気持ちが沈みすぎてもう観ないな。
前向きになれないラストも好みじゃない。
エンドクレジットの音楽も暗すぎる。
倍賞千恵子さんの演技は素晴らしかったです。