砂漠の真ん中のユートピア。ビジュアルイメージは50年代の古き良きアメリカ。料理を作って夫の帰りを待ち、週末はご近所みんなでパーティー。幸せ過ぎて怖い。というより幸せの圧が強すぎて気が滅入りそう。
サスペンスとして一定の没入感は担保しつつも、オチの説明が雑。言葉足らずというより描写足らず。動機付けもリアリティもふっ飛んだままエンディングへ。楽しかったのに足元すくわれたな。
フローレンス・ピューは、サランラップを顔にぐるぐる巻いたり、窓と壁に挟まれてムニュっとなったり、若手芸人みたいに身体張ってて好印象。