"日本史の闇"という言葉で片付けてしまうことの危険性。ここにあるのはそうではなくて"人間の闇"。時代も人種も関係なく起こり得ること。人は簡単に人を殺す。悲しいかなこれが人間の特性。自分もあの村にいたら、進んで竹槍を取っていたかもしれない。防ぐためには人間性の外にある仕組みで何とかするしかない。
「鮮人に決まっとる」
「みんながそう言ってたから」
思考を停止した民衆の怖さ。民主主義を多数決としか考えない怖さ。頭の中のエクスペンダブルズを呼び出して、この村の住人を一掃して欲しくなる。それもまた思考の停止だな。
「本当に日本人だったらどうすんだ?日本人殺すことになんだぞ!」
「鮮人やったら殺してもええんか?」