RuiAuden

胸騒ぎのRuiAudenのネタバレレビュー・内容・結末

胸騒ぎ(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤から音楽がずっと不穏感バリバリだし、そもそも「子供の舌がない」時点である程度の予想はつくし、着地もわりとそのまま。「あまり下手に出過ぎると、大変な目に遭う(それにつけ込むとんでもない輩がいる)かもしれないので注意したほうがいい」という戒めだが、その先をベタに読み解こうとするならば、キナ臭い現代の政治、社会情勢に対する考察(メタファー)か?ともあれ、飽きずに最後まで観れるジャンル映画(サイコスリラー)ではある。描かれる殺害方法は「何かすげぇ厭な殺し方ないかなぁ〜」と監督が思索した(ジャンル映画として花を持たせた)結果だろうが、どう考えても効率が悪すぎるのはご愛嬌。走って逃げろよ!(笑)「理想の(理性的な)旦那(夫)」であろうと努めることは大変だし、あまり抑制し過ぎるのも考えものなので気を付けましょう、世の旦那さんたち…「スウェーデンよりはオランダのほうが親近感がわく」的な会話で異国の夫婦たちが良い感じになっても、当然良い方向へは行かない(スウェーデン弄りはトリアー映画でもお馴染み)ので要注意(なかなかに胸糞悪いシーンがある)。
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