はじもと

ハッチング―孵化―のはじもとのネタバレレビュー・内容・結末

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます


しんどーーーい!!!!!w

わんちゃんに手を出すなってwww
まぁ、ホラーは通過儀礼だけどさ、…動物の死は…。
でもまぁ、このくらいの描写なら平気かな?、てなんとか続行した。

ハッチングを観始めたとき春雨入り卵とじスープ飲んでた私に才能を感じる。
静かに飲むのをやめて冷蔵庫にしまったw
でもこの、一度体に戻して、体液として与えるっての、完全に成り変わりフラグ立ってるだろ?、て思ったw

でさー、もうね、なに?
クソ親、クソガキ(弟)のオンパレードじゃん。
なんなんだお前ら、マジでw
ずっと眉間に皺よるわwww
この不快感、映画作ってる人や俳優さんにまんまとしてやられてる。
負けてるwww

母親の愛人もいいやつっぽくなってたけど、子供いるの知ってて家であんなんしてる時点でいいやつではないんだよな。
実の娘の前で赤ん坊にティンヤがうるさかった?、て子供のせいにしてあやすようなやつすぐさま怒鳴りつけてやってほしい。
話し合いするつもりはあったんだろうけど、育てたあの子が暴走してだめになってしまった。
でも、あの子はティンヤだろう。
だってあんなの、みんなぶっ殺せレベルで出てくる奴ら全員ムカつくし。
隣人は完全にとばっちりだなぁ。
あの子を襲ってしまったのがターニングポイントかな…。
でもそれも母親が悪いよ、マジであの追い込み方はエグい。

ティンヤがいい子すぎるし、それも精神的虐待のせいで全てを抑圧されてるからなのはわかる。
あれはある種の摂取障害的なものの隠喩に近いし。

育った子がティンヤを途中で抱きしめるシーン見て号泣してしまった。
結局自分自身でしか悲しみを埋めれない、居場所がない。
そして、そのシーン見た後に、これは完全に理性(ティンヤ)と衝動(あの子)の力関係が反転したな…、て感じた。
もう止められないんだな、と。

赤ちゃん守るために鉄棒からわざと落ちるのもしんどい。
自分を痛めつけてなんとか衝動を抑えて、自傷的で見ててしんどい。
その後の子供の前での母親の激しい自傷攻撃見せつけてからの、自分のことを子供に押し付ける様子。
本当に嫌いだわ、この母親www
自分の幸せぐらい自分で作れ、いい加減にしろ。

最後突然母親顔してくる母親も本当に不快。
結局最後の残っていたティンヤを殺してしまって、後から後悔しても遅い。
泣き喚いても遅い。
今度はティンヤに振り回されればいい。
自分たちが彼女という大事な娘を守らなかったのが悪い。

私の見た感想だと、精神的なことの暗喩が多いのかな、と思う。
やったことは悪いにしても、それをやらせたのは明らかにあの家族。
胸糞悪い話だった。
それこそがこの映画の面白さだと思う。
こんなに不快にさせるのは凄い。
精神の崩れていく表現がとても繊細で、凄く胸に刺さった。
はじもと

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