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オリエント急行殺人事件のchakoのレビュー・感想・評価

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)
3.7
かの有名なアガサ・クリスティ原作のミステリー作品。
と言っても私は原作は未読ですし、本作もこれが初めての鑑賞。テレビシリーズの「名探偵 ポワロ」をほんの少し観たことがあるくらいです。

冒頭の一度聴いたら頭から離れなさそうな悲劇的なメロディー、キーとなる誘拐事件の概要を新聞の見出しとなってクローズアップされるのも分かりやすい。

物語はイスタンブール発のオリエント急行内で殺人事件が発生し、偶然にも列車に乗り合わせた名探偵 ポワロが事件を解決していくのですが、何と言ってもくりんとした口髭がトレードマークのポワロの変人っぷりが面白い。就寝時には髭の形が崩れないように髭キャップ?マスク?を装着したり、ハンドクリームを入念に塗った上で手袋を着用といった女子力も高し!
こんな変なおじさんで小五郎のおっちゃんみたいにコナンくんついてないけど事件解決出来るの?大丈夫?なんて思っていたら、いざ事件が発生してからはその洞察力や推理力には驚かされます。

そして事件の真相、彼が下した結論も…

それから何も知らずに観てみると、ローレン・バコールやイングリッド・バーグマン、ショーン・コネリーといった豪華キャスト。コネリーさんの同乗者が年下美女っていうのもなんかニクイですねぇ…(笑)
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