ぉゅ

オリエント急行殺人事件のぉゅのレビュー・感想・評価

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)
3.6
2020年 鑑賞
アガサ・クリスティ先生原作の、名探偵エルキュール・ポワロシリーズの1作。
複数のリメイク(日本版もあった)で、ストーリーはもちろん知っている!でも観てしまうだけの魅力がある。横溝先生とか、江戸川先生の作品のような惹きつける何かがある!

シリアでの仕事を終えたポアロは、イスタンブール発カレー行きのオリエント急行に乗り、イギリスへの帰途に就く。その電車の乗客の1人、アメリカの富豪サミュエル・ラチェットがポアロに話しかけてきた。彼は脅迫状を。身辺の警護を依頼するが、依頼を即座に断る。列車はヴィンコヴツィとブロドの間で雪の吹き溜まりにはまり、立ち往生する。翌朝ラチェットの死体が彼の寝室で発見される。死体には刃物による12箇所の刺し傷があった。現場には燃えさしの手紙があり、「小さいデイジー・アームストロングのことを忘れ」という文章が読みとれた。ポアロらは事情聴取を行う。犯人は雪で立ち往生している列車から逃げられないはずだが、乗客たちのアリバイは互いに補完されており、誰も容疑者に該当しない...

電車という、動く密閉空間。殺人をしても逃げられない状況... なわけで、容疑者の複数名が、殺されたラチェット氏と因縁もあるものの、全員が全員、アリバイがあり... 手詰まり!
しかし、ポアロは名探偵!その大胆でまさかのトリックを暴いた! って、知っているけど、おもしろい!特にこの作品は、クラシック感満載の、いい雰囲気!ポアロさんのキャラクターもいい!まさに英国紳士!トリックを暴いた後の行動も粋だねぇ。
なんかもう一つかと思われた、日本に置き換えたver.も見てみたら良かったし。特にポアロが!って、無駄レビューが... とにかく、アガサさんのこの原作がいいだね! ジョニーさん出ている作品も観たいね!

948(20-76)
ぉゅ

ぉゅ