ジャンリュック

オリエント急行殺人事件のジャンリュックのネタバレレビュー・内容・結末

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

結末は知ってたんだけど、それでも豪華キャスト、列車の雰囲気、雄大な景色などを十分満喫できる作品。

ポアロ役は今作はアルバート・フィニーで、吹替の声は今作も後のユスティノフの時も田中明夫さん。個人的にはポアロの声はこの人だなあ、やっぱり。

豪華キャストの中でも、イングリット・バーグマンが印象的。あの少ない出演でオスカー獲っちゃっていいのかとは思いつつ。
あの長回しのシーンにいろんなものが凝縮されてたように思えて、3回観直してしまった。吹替で観てたのを原語にして。聴き取れないんだけど、声の調子とか言葉がたどたどしいところとか、どんな風に演じてるんだろうと思って。

なお最後のそれぞれの乾杯シーンは豪華キャストのカーテンコールらしい。粋だなあ。


▽発見
アルバート・フィニーは、007スカイフォールでボンドの生家の番人役を演ってるんですね😲
その番人役って、ショーン・コネリーが特別出演する案もあったらしく、おや、本作とも遠いご縁が。


▽追記
今さらながら‥、ショーン・コネリー&オリエント急行と言えば『ロシアより愛をこめて』でのシーンが思い出されるが、今作のキャスティングにも影響したんだろうか?