こちら側がちょっと期待しすぎていたという反省を踏まえても、拍子抜けする内容だった。
登場人物が多く、終始話がテンポ良く進みすぎるせいで、特にどのキャラにも感情移入出来ない。
いつの間にか仲間に加入し、いつの間にか退場したキャラがほとんど。
アクションが得意な俳優を集めた割には、そのアクションシーンの比率にも偏りがある。
脇役は台詞や見せ場も少ないので、演じた俳優たちが損をしているような気もする。
ただ、CGや映像効果のクオリティは「お金かかってるんだろうな〜」という感想がずっと頭の隅に残るくらい迫力があった。
キャラ立ちしている人物は、ちゃんとそのキャラクターだけで番外編を制作できそうなくらい魅力的だったから、やはり大人数のキャラを扱う作品は制作側の向き不向きがかなりはっきり出てしまうんやな〜
そこはザック・スナイダーの手腕に期待したかったけど……難しかったんやな。
退場があっさりしすぎていて、本当にあれが最後のシーンだったのかも分からない某キャラを演じた俳優さんには同情する……
ディレクターズカット版も見るつもりだけど、正直この評価を大きく（良い意味で）更新できるような出来になっているとは思いにくい。
