にっきい

貞子DXのにっきいのレビュー・感想・評価

貞子DX(2022年製作の映画)
3.5
死ぬ前にでんぐり返りするの何で?

伽椰子と並ぶJホラーを代表する呪いヒロイン貞子の新作。
完結した原作は無視して、映画は独自路線で続いています。

猶予は24時間って話し。
これは最近のホラーにありがちな、音でビビらす系でした。
オリジナルの『リング』の呪いのビデオは井戸が映されててそこから貞子が出てくるものでしたが、それだと一体誰がそのビデオ撮影したんやろ?って疑問に思いますよね。
今作は貞子目線の映像で、井戸から出たらビデオを見てる人の家が映ると言う設定は上手いと思いました。
ただ貞子がGoProか何か付けて撮影してるのか?って新たな疑問はありますが。
今作の主人公(小芝風花)はクイズ番組で常勝のIQ200の現役女子大生。
って事でホラーと言うより呪いのメカニズムを解明するサスペンス/スリラーって感じの展開。
予告でもやってたのでネタバレでは無いと思いますが、今作の貞子ウィルスは呪いのビデオ見てから24時間で死ぬ。
今までなら時間になったらTVから出てきてたけど、今作ではビデオ見た時点で家の前に現れてるので、時間までずっと付き纏われてて、ちょっとずつ近づいてくる。
この辺の新たな設定も面白かったです。
死ぬ前にでんぐり返りするのには理由があるんですが、CGでも良いから手を付かずにぐるんと回る演出にしとけばいいのに、役者さんが手をついて普通に前転してるから、ふざけてるようにしか見えませんでした。

この前映画観に行った時の話し。その日は電車に乗り遅れて急に予定変えたので上映に間に合うか分からずギリギリまでチケットを取らなかったんです。
で、間に合いそうなのでネットで予約しようとしたら時間外と表示。
上映開始5分前でネットでは買えなくなるみたいでした(シネコンによっては30分前で終了するところもある)。
で、今作観たTOHOシネマズは多分ギリギリまでネットで買えるみたいです。
今作のチケット予約したの上映開始の2分前でした。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年10月29日
鑑賞回:18:30〜20:30
劇場名:TOHOシネマズなんば
座席情報:本館 SCREEN5 H-10
上映方式:MX4D 2D
レーティング:G
上映時間:99分
備考:MX4D(+1200円)
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