pokotan

貞子DXのpokotanのレビュー・感想・評価

貞子DX(2022年製作の映画)
2.8
ギャグや小ネタ満載の怖くない貞子。
序盤から、フワたんやら死ぬ時もでんぐり返しって何なの。
ドウェイン・ジョンソンだの聞き間違いやSNSの返信キボンヌおじさんも気持ち悪い。
呪いの死ぬ時刻までの時間表記も24をもじったような演出。
ギャグに振り切ってる割には全く笑えない。

ただ、唐突に変なマスコット人形とのぶつかりそうになる際に過剰にBGMが大きくなったり、大きい音量でいきなり着信音がなったり、驚かせられる場面はちらほら。

木村ひさし監督らしく、無駄に切り替わりカットが多い。
耳下を押さえて耳をヒラヒラさせる謎解き風な演出も、ぽいなー。

今作では、今までの「呪いのビデオテープ」7日後から24時間後に変更。
SNSを通じて動画が拡散やら進化してる。

最初、文華の妹が見る呪いが、静岡のおじさんってもうギャグ狙いでクソだなと思って見てたら、身近な人の姿に化けて近付いてくる設定。
最後のお母さんのお父さんの呪いの姿にお茶出すところは、少し笑ったけど。

占いの王子様の前田王司。
イケメンで、すぐ女性の下の名前で呼んじゃうようなチャラさで、ウザい男だけど、ビビりで、呪いが現れると文華の後ろに隠れるようなダサいんだけども、どんどん憎めないキャラクターになってる。
文華を王子として、女の子になってるのも可愛い。
話はまあ微妙だけど、川村壱馬がイケメンだったのでまだ見れた。
pokotan

pokotan